ちょっと走ってきます

2016年6月。唐突にランニングに目覚めました。3日坊主にならないよう、走った記録を残していこうと思います。

ウエーブライダーとウエーブユタイナスの違いを問い合わせた話

先日、2代目ランニングシューズとしてミズノのウエーブライダーを購入しました。

この靴を買うにあたって1足の靴を買うのにこんなにイロイロな靴を履いて比べるのって人生初じゃないか?ってくらい探しました(笑)
最終的にウエーブライダーとウエーブユタイナスが候補として残りました。

ミズノのコンセプトチャート上は同じ「ランナー向け」「ニュートラルタイプ」なのですが、価格的にウエーブライダーのほうが数千円高いです。
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出典:コンセプトチャート│ランニング│ミズノ

コスト抑えたいな~と思ってウエーブユタイナスにしたかったのですが、店員さんに2足の違いを聞いてみるもよく分からない状態だったので保険料と思いウエーブライダーを選んだ次第です。
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この2種類の違いが分からないままなのはモヤモヤするので、ミズノに問い合わせてみました。

ウエーブライダーとウエーブユタイナスの同じところ

「ランナー向け」コンセプトは共通

前述しているミズノのコンセプトチャートによると、同じランナー(ランをもっと楽しみたい)向けのシューズで共通です。
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色の違いによる見てくれの差はあれども、履いてみた感じはあまり変わりませんでした。

ランナータイプ「ニュートラル」も共通

ミズノのシューズにはランナーのタイプに応じて「ニュートラル」「サポート」「バーサタイル」と3種類のシューズが用意されており、ウエーブライダーとウエーブユタイナスはともに「ニュートラルタイプ」のシューズです。
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出典:コンセプトチャート│ランニング│ミズノ

どちらも「MIZUNO WAVE」を搭載

各シューズのページには「MIZUNO WAVE」を搭載と書いてあります。
上のコンセプトチャートにはパラレルウエーブって書いてあり、何が違うんだろう?とさらに調べてみると、ミズノのHPにMIZUNO WAVEの専用ページが用意されており詳しく説明されています。

MIZUNO WAVE | ものづくり | ミズノ

MIZUNO WAVEの中に5種類のプレートがあり、その1つがパラレルウエーブのようです。

PARALLEL WAVE:
MIZUNO WAVEの基本形プレート。平行にレイアウトされた波が衝撃を全体に分散。高いクッション性と安定性を同時に発揮します

MIZUNO WAVE | ものづくり | ミズノ

ウエーブライダー、ウエーブユタイナスのどちらもパラレルウエーブというMIZUNO WAVEを搭載し、「シューズに求められる機能であるクッション性と安定性。本来なら相反するこの2つの機能を両立(ミズノのHPより原文)」しています。

どちらも靴底に「高耐摩耗ラバーX10」を使用

シューズの寿命の一つに靴底(アウトソール)のすり減りがありますが、耐摩耗性が約80%高い高耐摩耗ラバーを使用することで、耐久性の向上を図っています。
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X10を使っていることは共通ですが、X10の配置は少しだけ異なります。
ウエーブライダーでは踵の外側部分全体がX10で覆われています。

ウエーブライダーとウエーブユタイナスの違うところ

値段が違う(ウエーブライダーのほうが高い)

初心者のシューズ選びではコレは重要です(僕だけ?)
ウエーブライダーは12,900円(税抜き)、ウエーブユタイナスは10,000円(税抜き)と、3,000円ほどの差があります。
ネット通販では10~20%のポイントが付くことを考えると、ポイント分を考慮しても1万円を超えるシューズか超えないシューズにするかはだいぶ悩みました。

ウエーブライダーはU4icを採用

商品説明では、ウエーブライダーにはミッドソール素材としてU4ic(ユーフォリック)、U4icX(ユーフォリックX)が使われています。

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クッション性に優れ、かつ軽量性を高めたミッドソール素材U4ic(ユーフォリック)を採用することで大幅に軽量化を実現しました。

ミズノ|ウエーブライダー|ウエーブライダー 20

面白いのは、ウエーブライダーのほうが軽量化されてるように見えるのですが・・・

シューズの重さが違う

27cmの片足分の重さが商品ページに掲載されています。
ウエーブライダー20は約290g
ウエーブユタイナス3は約270g
あれ?U4icによる軽量化はどこいった・・・?
この原因は、サイトには載っていない部分に差があることが、ミズノへの問い合わせで分かりました。

踵の厚みの違いで走り方の向き不向きがある

ウエーブライダーとウエーブユタイナスとでは、踵の厚みに違いがあるそうです。
転載の許可をいただいていないので要約すると・・・

ウエーブライダー

踵が厚いので、踵で着地する際の衝撃吸収性が高い。
踵で着地して前へ体重移動する走り方に向いている。

ウエーブユタイナス

踵が少し低いので、着地の際に踵に引っかからずに中足~前足部分で着地がしやすく、土踏まず~前までの安定性が高く横ぶれしにくい。
ウエーブライダーと比べてスピードを出しやすい。

まとめ。初心者はどちらを選ぶべき?

ホームページに書いてある内容だけだと、クッション材の違で3,000円くらいの差があるだけのような印象を受けましたが、その実は大きな違いが秘められていました。
ランナーの多くは踵から着地をしてつま先で蹴って進むヒールストライク走法とも言われていますので、ランニング初心者にとってはウエーブライダーを選ぶほうが無難なようです。
一方で、ランニングを続けているなかでスピードを求めてフォアフット走法(足の中~前部分で着地して走る)を意識する人にはウエーブユタイナスが向いていることになります。

最近はネットでなんでも調べられる時代になったとはいえ、まだまだアナログにお問合せする必要もあるんだな~と感じた調べものでした(*´ω`*)
膝に不安があるし、まだまだスピードよりも距離を延ばしたいという私にとっては、安さに惹かれてウエーブユタイナスを選ばなくて良かった( *´艸`)という調査結果でした。

 

気ままに夜ラン

がんばってシューズに関する記事をエディタに書いていたんですが、いきなりパソコンがブルースクリーンになって全部消えちゃいました。

ブルースクリーンってこんなやつね↓
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出典:http://gigazine.net/news/20110915_windows8_bsod/

あまりの衝撃にもう一度記事を作る気力が沸かなかったので、気分転換に走ってきました。

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